シーボルトが持ち帰ったライデン大学図書館の『鯨志』は、宝暦期に南紀和歌山の梶取屋次右衛門によって記されたものを、寛政6年に大阪書林の樫本勘兵衛が刊行したものである。「祭魚洞文庫」のものと比較すると装丁が異なり、序・自序・鯨觧・引證・跋が付されるといった違いが見られる。 ※本ページの画像の無断転載は禁止します。