「万国人物図」(県立長崎図書館蔵)は、正保2(1645)年に長崎で出版されたもので、「日本」「大明」をはじめとする世界各地の40の民族が描かれています。
また、「万国総界図」([57.5×128.0(cm)]大英図書館マップ・ライブラリー蔵)は、浮世絵師石川流宣が作成し、貞享5(1688)年に江戸で刊行されたものです。地名が
多く記され、日本から外国への里程表もみえますが、地形のゆがみが大きく、アフリカ大陸やヨーロッパ付近は数多くの島々が寄り集まっているようにみえます。
江戸時代初期にはこうした世界図と人物図をセットで出すことも多く、人々に海外知識を広めることに役立ちました。これらは別々に出されたものですが、江戸時代前期に
おける日本人の世界認識をうかがうため、一緒に掲載しました。
ともに所蔵機関の許可を得ており、画像の無断使用を禁じます。
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九州大学デジタルアーカイブ
(作成者:九州大学総合研究博物館 協力研究員・西南学院大学宮崎克則、人文科学府修士課程 本馬晴子 2005年3月)
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